P2!

コレ書くの凄く久々な気がする(笑)
毎週楽しみに読んではいるんですけど、書こうとするとめんどくさくなる始末。
そういえば、待望の第1巻が発売されたようなので、自転車で20分程の、
近所の本屋さんに行ってきたんですが、1冊も置いてませんでした・・・.
少しくらい入荷してくれても良かったのにと嘆いております(笑)
そんな感じで今週の話。
練習試合終了後、久勢北卓球部は悲しみに包まれていた。
回想で、岩熊から引き継いだヒロムと、相馬の試合。
岩熊に教えてもらったように、右足を前にして構えるヒロム。
しかし、通常はフォアサーブは左足を前にして行うとやりやすいもの、
相馬は、普通の選手には見られないスタイルにに焦る。
ヒロム、サーブミス。右足を前にするのはレシーブの時だけで良かったのだ。
これは、ヒロムの初心者ってところが出てると思います。
デュースになり、相馬のサーブ。
相馬は、ヒロムに本気でサーブを打つ。
初心者には、まず取れないであろう、3回フェイントを入れ、
回転を分からなくした左横回転サーブ。
多くの初心者が横回転に弱いのは、ラケットの角度を上手く作れるほどに、
打球感覚を掴む事が出来ていないからで、ラケットに当たった後、
回転に負けて思わぬ方向にとんでいってしまうのです。
実際、ボクも中学1年の夏から秋頃までは、横回転サーブがあれば3回戦くらいまではなにもしなくても勝てました(笑)
しかし、ヒロムには才能があった。
それは、人並みはずれた動体視力である。
彼の目は、150kmのスマッシュを打つラケットの面をも見切ってしまうのだから、
最初に出てきた頃に彼が書いたスポーツの絵に、躍動感がないのかもしれませんね。
そんな彼には、どんなに複雑なフェイクも通用しない。
これは、卓球をやるうえではかなりのアドバンテージだと思います。
卓球において、サーブとは第1球目の攻撃。
自分の思い通りに打つことができる唯一の球なのです。
相手に回転を読まれないため、相手のミスを誘うためにかける様々なフェイントが、
彼には通用しないんだから、たまったもんじゃありません。
ただ、それだけではあのサーブを返せない。
分かっていても、身体が対応して動かなければ意味がない。
試合前にやっていたアキラとの練習では、同じ事をやっていたのです。
この試合のためではなかったものの、それを何度も練習していたから、
あのサーブを返すことができたのだと思います。
それで相馬からリターンエースを奪えたのは、
回転から次の打球を予想していた相馬がフォアサイドによっていたのに対し、
ヒロムは右足前の体勢で、フォアミドルの球をバックハンドで打つことになり、
相手のバック側に打ったため、逆をついた形になったのだと思います。
今回の話は、前編・後編だったので。来週も楽しみです。