P2!STEP51「前哨戦」感想

対戦順もわかり、それぞれ思うところがあるようで・・・。
この試合が団体戦の勝敗を左右するだけあって、蒔絵も心配するが、
川末は何も心配していない、それだけ遊部への信頼が高い。
互いの心にある、勝って岩熊を全国へ、という言葉の重みが伝わるわ。
いよいよ遊部ーチャンのS1スタート。
お互いに様子を伺いながらも、積極的に台上ドライブで攻めていく遊部。
プレッシャーに潰されない為にも、序盤から攻め気を忘れないのが大切です。
また、蒔絵はこの試合を通して、眞白に裏面やサイドワインダーに頼らないペンホルダーの戦い方を考えてもらいたい御様子。
それだと、ある程度でもバックハンドを振れる条件がつくと思うけどなぁ。
遊部の使った逆モーションのサービスは、結構難しい技術。
初めて見せる技でチャンを惑わし、ラリーの主導権を握るも、
鉄壁の守りで遊部の攻撃をすべて捌いている。
見学の王華メンバー、柳兄弟データによると、チャンはNT入りを有望されたエリートだったが、目の障害で引退したらしい。
左右の振りにめっぽう強く、妙な技を使うとのこと。
遊部が壁と例えるほどの彼の守りだが、遊部も退くわけにはいかない。
サイドを割り、クロスを深く抉るバックハンドでキメにかかるが、
恐らく天翔でしょう、脅威のフットワークで返球、しかもポール回しをするのに驚くも、冷静な対応の遊部は、クロスに狙い撃ちを試みる。
しかし、返って来たポール回しの打球は、バウンドしなかった。
バウンドしなければ決めようがない。
この技術を目の当たりにし、焦り、なす術のない遊部、どうする?
・まとめ
普通に考えれば、ポール回しで返球できるだけで凄いと思う。
ましてやそれをバウンドさせないなんて、世界のトッププロでも難しい。
これをねらってやれるとしたら、遊部に勝ち目はあるのだろうか・・・?
私は物理屋さんではないので、詳しい仕組みはわからないのですが、
簡単な高校の斜方投射の考えを利用すると、理論的には打球の頂点をコート上にもってくるようにして台の縁にのせれば、頂点で鉛直方向のベクトルがなくなって進行方向のみになるので、台の上を転がってくれるのかな?
まぁ、なんにしても難しい技術だしなぁ。
天翔があるから、サイドラインを切るような左右のクロスへの打球は、
全て返されてしまうし、ポール回しもさせてしまう。
かといって、サイドを広く使えないようなプレーでは、
壁のようなチャンの守りを切り崩すのは容易ではないと思う。
後は、パワードライブで打ち抜いていくか、
サービスの工夫や前後へ揺さぶってで崩していくかくらいしか思いつかん。
いきなり絶体絶命だなぁ。