ハヤテのごとく!175話感想〜必然の出会い〜

また時間が戻っちゃいました。今週は、咲夜と千桜の物語です。
・キッカケは下着姿
遡ること数週間。 巻田、国枝(両名とも愛沢家執事)は悩んでいた。
それは、もうすぐ14になる咲夜お嬢様のことだ。
心身ともに(特に身体的な意味で)成長著しい咲夜を、男だけで見ていくことは、
本人が気にしていなくても、執事からすれば苦労が絶えず大変だと(主に異性と言う意味で)言うことで、咲夜に専属のメイドさんをつけたいとの事。
女性なら、乳母のトメさんがいるものの、
結構なお年のため新しい人材が必要になっているらしい。
しかし、咲夜は新しい人だと、気が休まらないといい、拒否の意志を示します。
人付き合いの上手な(と勝手に私が思っている)咲夜といっても、
見ず知らずの人がいきなり自分の身近にいるというのは、あまり喜ばしくないことなのでしょうか。
言われてみれば、巻田に国枝も14〜16年と長く愛沢家に仕えているようですし、
乳母のトメさんもきっと、長い付き合いなのでしょう。
咲夜の周りにいる方々は、全員産まれた時からの付き合いなのかも知れませんね。


・実益と選抜を兼ねた大胆な戦略
すべては咲夜のメイドを探すため、メイドカフェ建てちゃいました♪
ホントに金持ちはなにをするかまったくわからん(笑)
それにしても、メイドカフェのバイトから専属メイドを探そうなんて、
バイトのメイドさんからすれば、とんだ出世だなw
外観に文句をつけて、即刻変更させながらも、渋々メイドさんの様子を伺うことに。
そこに偶然現れたのはハルさん。
咲夜の初めの印象では、可愛いけれど、堅くて、一緒にいてもつまらないとの事。
彼女の中では、自分のメイドさんは明るく元気で、
自分が吹き出してしまうくらいに面白い人でないと務まらないと言い放ちますが、
次の瞬間、画面に飛び込んできたのは、先ほどの堅いイメージとはまったく異なり、
元気いっぱい、明るくハジけた笑顔が素敵なメイドハルさん♪
このギャップにはさすがの咲夜も吹き出さざるをえません(笑)
仕事の方も、白皇学院生徒会で培った能力を十分に活かし、テキパキとした仕事ぶりで文句なしの合格点。
それでも、咲夜は自分にメイドは必要ないと考えるのか、
相性の問題を持ち出し、彼女と会う事もなくその場から出て行ってしまいます。


・経験者は語る
そんな咲夜が向かった先は三千院家。
こちらのお屋敷では、ハヤテという名の、能力、性格、容姿、相性どれをとっても申し分ない方がナギお嬢さまに仕えております。ただひとつ問題があるとすれば、
彼が限りなく女の子の様な顔をしながら、男であるため、メイドではなく執事として仕えているということでしょうか?
まぁ、その辺は主も実際に主に仕える現役メイドさんも同意の御様子(笑)
そんな事はさておき、咲夜が来たのは、ナギに質問があったから。
それは、どうして何も知らない赤の他人であるハヤテを、
執事として雇ったのか?と言うこと。
咲夜は知りませんが、ナギとハヤテには、衝撃的な勘違いから生まれた出会いがあったんでしたね。それを、ナギは運命を感じたからと。


ゲームで繋がる運命
ナギの家を後にして、ゲームセンターに入った咲夜。
どこかで見たり見なかったりしたことのある、
タイトルのガンシューティングのポスターに書かれたセリフに目を奪われ、
思わずコインを入れてしまいますが、初めてのプレイに戸惑っています。
そんな困っていた咲夜に、すっと横に現れ、アドバイスをくれた人物こそ、
先ほどメイドとして素晴らしき能力の高さを見せた春風千桜その人!
こんなゲームを可愛い娘がやってるのが珍しくて、
見ず知らずの人と2プレイをやろうとするとは、行動力あるよねぇ。
初めてだからすぐやられて、迷惑をかけてしまうと、申し訳なさそうにする咲夜に対し、綾波風に「君を守るから・・・」とカッコイイ一言。
パロですが、分からない咲夜は、グッと心をつかまれ、
すっかり彼女に惚れ込んでしまった様子。
ゲームが終わった頃には、すっかり仲良くなって、冗談も言い合える仲に。
すっかり気を許した咲夜は、彼女を気の許せるメイドさんとして認め、
これから二人の新たな関係が築かれることになるのです・・・。


まとめ
1.咲夜も新しい人には気をつかう。
まぁ、咲夜に限らず、誰でも初対面の人がいきなり自分の身近にいる人になれば、
いきなり気を許して付き合っていくのは大変なことだとは思いますが、
咲夜の場合は結構そういうことが得意そうだと思うので(ナギや伊澄といった、自分の世界が強い人たちを見ているからなのかもしれませんが・・・)、私個人としては、意外な印象でした。


2.春風千桜、完璧のなかにある隠れたドジっ娘
ドジっ娘という表現が適切かどうかはまた検討の余地があると思いますが、とりあえずそういうことで。

咲夜のハートをグッと掴んだ例の一言ですが、もちろん知っている人からすれば、
そういうセリフであることは明白であり(自分はあんましエヴァ詳しくないんで・・・)、そこから彼女の意外な一面を見抜く人もいることでしょう。
ここから私の勝手な推測ですが、彼女は自分が学校でクールな感じの人間でいるため、メイドをやってハジけている自分は隠しておきたい、バレたくないと考えていると思いますが、それと同様に、一部の事柄に詳しい(どこにどういう風に詳しいのかは定かではありませんが、少なくともマンガとかアニメには詳しいのかな?)ことも学校ではあまり知られていないというか、隠していることなのかな、と考えられます。
今週の話で、そのネタが出てきたときは、彼女は自分はそういうことに気づかずに言ってしまっている、隠そうと思ってることでも喋ってる可能性がある。
ってことで、彼女は自分でも気づかないドジっ娘の属性を持ってるのかと。
これは高尾山でナギと喋ったときも出てきた現象ですし、いずれ、ナギたちにそのことがバレるのは、これでほぼ確定かと。
まぁ、高尾山の時点でその感じはありましたが、ハルさん自身に自覚症状がないのが決め手だと思います。
そこから仲良くなるかどうかはまた別の話ですが、まぁこれからの関係により一層期待したいと思います。