ハヤテのごとく!185話感想〜二人の運命を違う時〜

最初に連絡事項。
来週は大掃除&飲み会の為、帰宅できない可能性があります。
その場合、ハヤテ感想は木曜日以降に更新予定です。


それでは、今週のお話を。
・ハヤテの両親
アテネと、両親とで一緒に暮らすため、ハヤテは両親の考え方を改めさせることに。
以前の犯罪を認めさせ、父親はハヤテに謝りましたが、結局その態度に反省の色はまったく見られず、幼きハヤテにはそれを見抜くだけの力はまだなかった。
両親の上っ面の言葉に騙され、いいようにあしらわれ、挙句、大切なものであるハズのアテネに貰った指輪まで、両親に渡してしまう・・・。
考え方を変えるとはどういうことか、どうすれば変えることが出来るのか、
ロイヤルガーデンで力を得たといっても、それはまだそれほど大きな力ではなかったということであり、幼きハヤテが中途半端な地川を得たが為の判断は、浅はかだったといわざるを得ない。


・2ヶ月→5日
さすがのあの両親も、ハヤテの不在を心配したのか・・・?。


・すれ違う二人
アテネは、例の鏡を使って、ある程度のことを知っていたのでしょう。
アテネの怒りの度合いが桁違いに高すぎるのは、本当にあの両親がダメな親で、
どうしようもないと思っているのもあると思いますが、ハヤテを本当に大切に思っていて、幸せになってほしいとも思っているからでしょう。
アテネのセリフの中には、「私はここから出られないから、せめてハヤテだけは・・・」という感じのセリフがありましたが、本当はずっとロイヤルガーデンで一緒に痛かったのでしょうかねぇ。既にアテネと過ごす未来については数ある未来の中から取捨選択により洗濯されなかったことが明らかになっているわけですから、今となってはそれを見ることはできないのですが。


・人生最大の地雷
両親にいいようにあしらわれているとはいえ、ハヤテ自身はなんの疑いもなく、
みんなで仲良く住むことができ、それが幸せだと信じているのですから、
思わずハヤテはアテネの親のことを口に出してしまいます。
きっと、ハヤテが踏んだ地雷のなかでもトップ3に入る危険度でしょう。
もしかしたら、初めての地雷だったのかも知れません。
言ってはいけない、その言葉・・・。
それは、アテネの心のどれだけ奥底に響いたのか。
それは、アテネのどれだけ深い傷を呼び覚ましたのか。
怒りは頂点に達し、その雰囲気から、思わずハヤテも後ずさってしまうほど。
怒りから、黒くよどんだオーラの中に見える、なにかの影。
アテネの後ろに見える、亡霊のようなものの正体とは・・・。
そして、あの棺が意味するものとは・・・。


・まとめ
っていうか気になったところ。
12ページ目ラストのコマで、アテネが言葉を濁しているというか、
はっきりとは口にしていないセリフがあります。
「あなたがいれば・・・私は・・・ここで・・・」みたいな感じの。
ここに含まれる意味みたいなものがあるのかなぁ、と。


アテネとハヤテは別れる道を選ぶことが決まっています。
ただ。今までのアテネはハヤテと共にいることを選び続けています。
決して離れたくないと思っています。
もちろん、ハヤテのことが好きだから、というのがあるとは思いますが、
そもそもハヤテがロイヤルガーデンに来た理由とか考えると、
アテネとハヤテは出会わなければならなかった、もう一つ別の理由があったのではないかと思います。
ずっと一緒にいたいというのも、もしもハヤテがいなくなってしまったら、アテネ自身も、このロイヤルガーデンもなくなってしまうとか。
あるいは、ハヤテ又はアテネが、ロイヤルガーデンでやらなければならない使命があるとか・・・?
今はうまくいえませんが、妙に気になったので挙げてみました。


今週は短めですがこの辺で。

・追記(25時30分現在)
さっききよさんの感想読んだのですが(まだそこしか読んでないw)、
上でも挙げたアテネが言葉を濁したところについて、アテネが作中で出るためには、
アテネの代わりにロイヤルガーデンに誰かがいなければならない。
→この時間では、まだゆっきゅん健在、16巻プロフィールで死因が病死ではないことが明かされる。
→今現在、ロイヤルガーデンにいるのはゆっきゅんであり、アテネが作中時間に登場する可能性有。
→実は帝がゆっきゅんを復活させたいと強く思っているのは、ここにいることを知っているから。
そうなると、代わりに誰が行くのか→マリアさん
そのための拾われ&完璧人間設定&アテネ三千院家の繋がりのなかにある(天球に顔がでた理由)存在か? 
もしくは、マリアさんが行く予定だったが、何らかの理由でゆっきゅんに代わってしまって、
帝はゆっきゅんを作中現在の時間軸に戻したいと考えている。
という流れが私の頭の中に組みあがったのですが、さすがに安易過ぎるかなぁ・・・。