CLANNAD〜AFTERSTORY〜第8話「勇気ある闘い」感想

決めました、有紀寧の話はDVD買います。
・よく眠れるおまじない
あの膝枕がまさかOP前に来るとは!!
しかも渚公認って、渚のほうから有紀寧に薦めるってこれまたどういうことだ!
ただ、ゆきねぇが可愛すぎるのでなんでも許す(笑)


・緊張のピークと不安な表情
宮沢和人の復活という話が出てから、相手グループの動きは活発になり、争いごとが頻繁に起きるようになった。
2つのグループはそれぞれが勢いを増しており、それが表に触れることも多くなっていることから、話を聞きつけた智代は、
これ以上の争いが起こると、警察沙汰にもなるため事態を収める事を提案している。
争いを止めたいと思う岡崎や渚たちの口から出るのは、最終的には宮沢和人の名前であり、
有紀寧は話が進んでいく度に、表情を落として、不安そうにしているのであった・・・。


・ある日、自分達のグループも相手方に正面からぶつかっていこうと勢いづく様子をみて、
危険を危惧した有紀寧は相手グループに単身で乗り込み、事態の収束の為に説得を試みようとする。
明らかにおかしな様子の有紀寧に気付いた岡崎は、和人さんの名前を出してなんとか丸くおさまるように有紀寧に話すが、
有紀寧は暗い表情のまま何も言えないでいる。
相手グループの元へいく有紀寧に一緒についていくが、有紀寧が両グループに顔が利き、なおかつ恩があることを含んでも、
結局根本的な事態の解決にはならず、最大限の譲歩として頭のタイマンで決着をつけることが提示され、有紀寧は条件を飲んでしまう。


・決闘、舞台は河原
渚ココでまさかの大活躍www
早苗さんのレインボーパンが強力なのはわかるが、なんだその友達が作った特製ジャムってのは!!
岡崎を除く全員がパンを食し気絶とかありえねぇ。このシーンだけ空気が完全に変わってるじゃねぇかよ(笑)
そんなわけで、唯一動ける岡崎が相手のボスである佐々木とタイマンを張ることに。
ここから岡崎ほぼ一方的にやられ、時々反撃するのが精一杯という流れで見ている側の渚や有紀寧からすれば、
痛々しすぎてとてもじゃないけど見てられない状態だよなぁ。
でも、決して倒れずに立ち向かい続ける岡崎の姿にはちょっとくるものがありました。


そのシルエット、宮沢和人!?
決闘は夜まで続いていたが、岡崎のほうは限界の一歩手前、佐々木もダメージの蓄積は目に見えて分かるほどだったが、やむなく決着。
最後は意地を見せた岡崎だったが、一歩足りないといったところでしょうか。
そんな感じのときに春原や須藤さんなどの面々が早苗のレインボーパンから生還w
二人の様子をみて、両グループとも入り乱れての大乱戦がまさにはじまろうとしたその時、月に照らされた一人のシルエットが、すべての者の動きを止めた。
宮沢和人と思しき人物と、佐々木が対峙し、佐々木の一発がその姿の顔面を捉えたとき、全てが分かった・・・。
そのシルエットは、変装した有紀寧だったのだ。
私はココから涙が止まらない状態になってました。
誰もが目を疑った、そして、有紀寧は佐々木に立ち向かい続けた、けっして力はなくとも、自分の思いだけは込め続けた手を出し、
倒れても、泣きながらでも彼女は戦い続けようとした、すべては皆の幸せを願うから、兄が願った、争いのない世界を叶えようとしたから・・・。
ボロボロの岡崎は倒れこむ有紀寧の体を支えながら叫ぶ。
それは、夜の闇の中でその場にいた全員に響き、そしてそれ以上の言葉は要らなかった・・・。


・兄の墓前に・・・
後日、全員が訪れたのは、宮沢和人の眠る墓だった。
ずっと入院中と噂されていた和人は、既にこの世にはいなかったのだ。
和人がいなくなり、グループの均衡が破られ争いが起こることを恐れた有紀寧たちは、その死をずっと隠し続けていた。
兄が望んでいた、皆が争わずに済む生活をつくろうと有紀寧たちが出した一つの答えだったのだ・・・。
有紀寧の、昔の兄に対する思いや、その仲間達と打ち解けていく話を聞いた後、全員が自然と和人の墓前に手を合わせていた。
これで、もう争わずに済むでしょう、和人の望んだ、また有紀寧が望んだものが、実現した瞬間でした。
そんな中、岡崎は空に輝く一つの光の玉のようなものを見つけ、手を伸ばすのでした。


・エピローグ〜街の言い伝えと大切なお友達〜
屋上で話をする有紀寧と岡崎たち。
この街には、不思議な言い伝えがあって、この街の誰かが幸せになったりすると、そこには光の玉が現れるという。
その光の玉があれば、持ち主の願いを叶えてくれるという話。
詳細は有紀寧にもわからず、うやむやな感じになってしまいますが、今ではそれが見える人はほとんどいなくなってしまったという事。
それらしきものを見た岡崎は、もしかすると特別な存在なのかもしれないという事ですが、
少なくとも有紀寧にとっては、あのグループの仲間達も、岡崎も渚も春原も、みんな大切なお友達であるということ。
素敵な友人に囲まれている自分がとても幸せものであることをここにいる皆に、そして天国にいる兄に感謝する有紀寧でした。


・まとめ
ホントにゆきねぇが素敵な娘過ぎるよぉ・・・。
岡崎がタイマン張った後半辺りから若干キテて、有紀寧を岡崎が支えて、叫ぶシーンから先はずっと泣いてたわ。
和人がもう亡くなっているっていう話は予想してた通りでしたが、有紀寧だけが知っているのではなく、グループ内では知っていたという事ですか。
話が進むにつれ、ゆきねぇの顔がどんどん暗くなっていって、後半からは涙するシーンばっかりで、見ててこっちまで涙が出てきちゃいますよ。
今週は作画も色んなところに力入ってた気がします。特に多かったのが、有紀寧の長い髪が風になびいてはためくシーンがなんどもありましたが、
その時のゆきねぇが可愛すぎて、その度に完全に見入ってしました。
私としては十分に満足いく話だったし、かなり泣かせてもらいました。コレはDVD買います、ゆきねぇサイコー♪


そんな感じの今週ですが、来週からいよいよアフターっぽい匂いをかもしだしつつある予告でしたねぇ。
話の軸が学校とメインのメンツに戻ってきて、岡崎の将来の話とか、元気のない様子を心配する様、
そして渚のいない、一人の帰り道・・・。これが何を意味するのか、どんな話が紡がれていくのか、来週以降の展開がまた楽しみです♪