P2! STEP36「合宿? つよくなれるかな〜」感想

辛い事の先には、何がみえてくるのだろう。
地区予選前、最後の追い込み合宿に入った久勢北メンバー。
前回の合宿に比べ倍の練習量が組まれているが、合宿前に休んでいた久遠寺
植芝を除き、以前とは違い順調に練習メニューをこなし、前回超えられなかった3日目を無事にクリア。
・ヒロムの練習
もともとはカットをやりたかったヒロム。川末のフォームを参考にしていたなごりか、 追い込まれると後ろに下がるクセの様なものが体に染み付いていた。
蒔絵はコレに対し、台を壁ギリギリに設置し後ろに下がれない状況での練習で前陣の動きを覚えせようとする。その中での半歩の余裕は、蒔絵がヒロムの前後動フットワークの良さを失わせないためのもの、選手が化ける為のポイントみたいな幹事らしい。
例えて言うなら、数学が出来る人が国語も出来るのは、問題の読解や証明などにも役立ち、結局は数学にもよい影響を及ぼすみたいな感じだろうかね。
まぁ、そんなこんなで合宿は進むが、遊部は心配する未知の領域。
流石に合宿も4日目、5日目と進むと、みんなの疲れも目に見えてわかる。
みんなが崩れかけそうになった時に、遊部が蒔絵をダシにみんなの意識を変えることで
気持ちを変えさせ乗り切ることに成功。
一方、山雀たちは潰れたボールを温めてもとに戻しながら、自分が強くなっているかに疑問を感じ、話していた。
と言うのも、団体戦で上に勝ち進んでいく為には遊部、川末の他にもう1本勝たないといけない。眞白こそいるものの、山雀の中には自分達が勝って岩熊を全国につれて行きたいと考えているから。
そこへ追加の潰れたボールを持って蒔絵登場。
山雀はキリがないため、ボールを新しく卸せというが、4月に1年分と買った新球はすでに使いきってしまっていた。合宿1週間で潰したボールの数、流した汗の量、磨り減った靴底、すべて1年分。練習量は誇れると蒔絵に言われ、やる気が出る面々。
ただ、最後に上手くなってるかは別問題、とトゲを指すのは蒔絵流(笑)
そして、無事に合宿も終了。打ち上げの花火大会で盛り上がる。
それぞれの決意を胸に、チームとしての結束も固まり、明日からの試合へ向けて・・・
お前ら早く寝ろよ(笑)