P2! STEP40「Morning Butterfly」感想

来たよコレ。今週はかなり感動した。
雨が強くなってるにも関わらず、帰りにセブンで立ち読みして正解(笑)

・ヒロム3−11前園
結局、1セット目は簡単に奪われる展開。
前園の顔が何かに侵されている気がするのはきっと目の錯覚だろう(笑)


・負の伝染と変化
他の2台の眞白、ダブルスは、ヒロムの1セット目の結果に影響される。
落ち着いているのは遊部、川末、蒔絵くらい。
川末が言うには、まだ試合すら始まっていないというヒロムは、
2セット目のエンドチェンジの際の2人の話。
彼によれば、ヒロムは、畏縮して心が逃げてしまうらしい。
小学校の頃からそうだった、見慣れた、美術室に追いやったヒロムの姿・・・のハズだった。
しかし、ヒロムの「うん」という返事、今までの彼が知る姿とは何か異なるものだった。
それは、ごく一部の人だけが気付く事のできた、些細な変化。
・こころのちから
ヒロムは、自分が弱い事を認めた。
今までの自分は、逃げていた事を認めた。
弱いところを認め、素直に向き合えると人は強くなれるもの、だと個人的には思う。
2セット目、ヒロムは押されながらも、点差が開かなくなってくる。
川末の打ち方、岩熊のライジング、アキラと仕上げた肩甲骨打法など、基本のもとに積み重なる技術。
積み重ねてきた練習、今までの経験が、少しずつ力になる。
まるで、さなぎからかえった蝶が、羽根を広げていくように―。
ヒロムは、乙女ちゃんの方を見て、少しだけ笑った。
・少しずつ、ゆっくりと、
蝶は、さなぎからかえると、時間をかけて、少しずつ羽根を伸ばしていく。
自分の力で、少しずつ。
そのため、夜明け前から早朝にかけて、蝶の羽化が始まります。
先週のタイトルで言えば、ヒロムにとってはいちばん暗い時。
今週で言えば、明るくなってきて、羽根を伸ばし始めた時。
乙女ちゃんも言ってますが、蝶の羽根は触ってしまうと真っ直ぐには伸びていかないもの。
だから、乙女ちゃんは応援しない、決して手を出さず、黙って見守っている。
確かな成長を感じながら・・・。
・そして、羽ばたくとき


何も出来なかった。


一度はあきらめた。


でも、変わりたいと思った。


変われると思った。


不安な事もあった。


そして・・・今・・・変わった。


様々な思いを胸に、まっすぐな羽根を広げた、小さな一人の選手。
少しだけ強くなったヒロムが、2セット目を奪取。
これから、本当の勝負が始まる。

・まとめ
川末的に言えば、ヒロムはやっと試合を始めたって感じでしょうか。
まだまだ大きく飛ぶ事は出来ないかもしれないが、少しずつ成長するヒロム。
過去の自分に打ち勝って、ここが一つのチェックポイントでしょうね。
それにしても感動した。心に残る度合いが違うもんなぁ。
とか言ってて、よく覚えてなかったり、間違ってたらアホだわ(笑)