P2! STEP43「強豪」感想

バイザー君は2強の一角だと思ってたのに・・・。
・消化試合
チームの勝利が確定している中、遊部、川末は秀鳳や他の偵察を考慮して、
蒔絵の指示で力をセーブ、昨年までの技術でプレーするも余裕の勝利。
5−0のスコアで1回戦を突破。
・県大会への道のり
試合後、休憩を取る久勢北メンバー。
初めての勝利を手にしたヒロムは、優勝を目指そうと意気込む。
しかし、先輩達の顔付きはあまりよくない様子。
ただ、県大会への切符は2つ。
優勝しなくても、決勝に進出すればよいのだ。
・過去の記録
過去10年間、優勝を続ける秀鳳学園。
県4強の一角である秀鳳に昨年のこの大会、久勢北は決勝で敗れていた。
スコアは3−1、このスコアでは、破王のメンバーのうち確実に一人、下手したら2人負けている可能性すらある。
"覇王"王華を破った"破王"が負けた"天軍"秀鳳学園。
となると秀鳳は、王華よりも強いのか?ヒロムの中をイメージが巡る。
・秀鳳、強さの秘密
秀鳳の試合を偵察にきた久勢北メンバー。
メンバーは、秀鳳の圧倒的な力を目の当たりにしたのだった。
その中でも特筆すべきは高速フットワーク。
その名も、一歩動"天翔"(正確には二歩動ですが)。
昔は、卓球の基本のフットワークは進行方向に対し、足が交差する動きを持つ三歩動であり、大きく片足を踏み込む一歩動では、十分な体勢で打球できない事があるため、あまり良いものとはされていなかった(現在では基本フットワークの一つとして定着しています)が、その一歩動を独自のトレーニングにより、10年も前から技として昇華させたのが、"天翔"である。
一歩動のもともと持つ打球に対する反応のよさを活かしつつ、戻りの早さ、打球時の体勢も考えて、素早く動けるようにした結果、名前通り"翔ぶ"フットワークを身につけた秀鳳は主将、副主将の二人を温存しながらの圧勝。
フットワークという、卓球の基本でありながら攻守における要となる部分の圧倒的な強さ、特に、拾えないようなボールが拾える程の守備範囲の広さは相手にとって脅威であることは間違いない。優勝する為には、これに勝たなければいけないが、久勢北に何か策はあるのだろうか?
・因縁?
この偵察に、川末は合流せず、一人別の場所にいた。
呼び出しの相手は秀鳳主将の高槻だった。
遊部は何か知っている様子だったが、川末と高槻の間には一体何があったのだろうか?
・まとめ
秀鳳の強さの秘密が明らかになった。
王華、久勢北、秀鳳の力関係はどうなのか?
(4強が全て出揃うと、さらにややこしい事になりそうですが)
秀鳳・高槻と川末の関係は?
岩熊は今、何をしてるのだろう(笑)