ハヤテのごとく!178話感想2日目〜幼い頃に訪れる2回のターニングポイント〜

今日は、昨日の続きでハヤテの人格形成の話を少し、
と思ったんですが、巡回してたら、既に私が書きたかった内容に

触れている所
があったので、昨日書いておけばよかったなぁ、
と思いながら、他にネタも考えてないので、二番煎じですが私も触れてみたいと思います。
まず、ハヤテの両親は笑顔で平然と窃盗などをやってのけ、
悪事を悪事とも思わない極悪非道である。ハヤテも生まれて間もない頃から、その生活を一番側で見続け、物心つく前から、実際に犯罪と知らずに偽絵画のすり替えを手伝ったりもして、多大なる影響を受けてきました。それならば、ハヤテにも悪事を悪事と思わない心が芽生えて当然ですが、この頃のハヤテは子供ながらに善意を持ち、常識をわきまえ、
両親のしていることの異常性にも気付いています。
幼い頃の人格形成は、その後の成長に多大なる影響を及ぼすと考えられるので、おおよそ幼稚園に入園した頃には、すでにこの善意を持っていたと考えられ、幼い頃は見える世界が狭いと思えるので、その善意を教えられる人間はごくわずかに限られるハズ。
そこで、両親に次いでその可能性があるとすれば、肉親である年の離れた兄を推測するのは難しくありません。
それを考えると、ハヤテの兄はどうして善悪を区別できるのか?という話になりますが、そこは年が離れていることや、ハヤテ出生の際、兄が立ち会っていないことなども考慮してい必要があると思われます。
そうであれば、4/3の夜の話にあった、ハヤテが両親はどうでもいいと思っている(今週の話がトリガー?)が、兄の行方を捜したいと思っていることにも繋げられると思います。
となると、ハヤテは確実に兄と面識があることになると思います。
そうでなければ、あの両親のことですから、ハヤテが兄の存在すら知らないでいる可能性も考えられるためです。
その点が出生時の不在と少し繋がりにくいですが、もうひとつくらいイベントがあれば、丸く納まる程度の話かと。
どのタイミングで兄がいて、どのタイミングで兄がいなくなるか、これもハヤテにとって重要なポイントの一つなのかな?


さて、今日のテーマが2回のターニングポイントと言うことで、
1回目がこの両親と兄が関わるものですが、2回目がこれから話がつづられていくアーたんによるハヤテの人格形成と考えられます。
今週の話では、善意を持ちながらも、ハヤテはまだ両親をどこか信じていた→信じられなくなってしまった、という流れから、彼の中での理想と言うか何かが崩れかかって、不安定になっている状況だと思います。
そこで新たな支えになってくるアーたんとの出会いが、これから描かれていくと考えられますので、アーたんによるハヤテが受ける影響は、当然幼稚園で自分を信じてくれない他の子や先生から受ける影響とは格段に異なるものであるのは明白。
その後、大きくなったハヤテの性格に対し、ヒナが「悪の根源」とか言うくらいですので、この後アーたんとの関係が壊れて、再び不安定な状態に陥っても残っているほどに強く影響を与えているのは間違いないと思います。
そんな意味で、これからの話の展開は、ハヤテの2度目の人格形成という点から見ても続きが気になる、楽しみな話だと思います。
まぁ結局、何が言いたいのかサッパリ分からない内容になってしまいましたが(笑)
アーたんの絡みを含めてこの辺突き詰めるとかなり複雑になりそうだし、忘れかけていた内容も含め、一度コミックスの読み返しが必要だなぁ、とつくづく思うネスなのでした。