ノーベル化学賞も日本人が受賞

昨日はちょっと余裕なかったので。
雑談の中で話題に上がったのですが、化学において研究と言うのは社会か学問に還元されることが前提なので、その考えから行けば生体成分の高感度分析や目視での細胞観察など様々な系に応用されている(いまや当たり前のものですが)今回の受賞は素晴らしいものだが、一方で、条件さえ揃えば誰でも見つけられるような系であったこともまた事実。タイミングがよかったと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、日本人がノーベル賞をとって盛り上がるのは良いことだし、喜ばしいことだと思います。


ただ、世界的評価であるノーベル賞をとってもらえるのが宝くじの当たる3億より少ない額という現状を見ると、研究者の地位はまだ十分に値する評価を受けていないのかなぁ、という意見もありました。特に日本では意識があまり高くないので一時的に世間が沸くのはいいのだけど、日本人が受賞しないと大々的にニュースにもならない現状ってのはちょっと悲しいものがありますねぇ。