CLANNAD〜AFTERSTORY〜第12話「突然の出来事」感想

若干おかしな文章になってますが、まぁ修羅場明けって事でご了承くださいw
・芳野さんサイド
いや、だから公子さんはどんだけ心が広いんだと(以下略w)
芳野さんの昔話については、いわゆる栄光と挫折みたいな事を経験して〜っていう経験論と、
無我夢中でやっていた自分がどんどん悪いほうに向かっていった中で何を自分の原点にとらえるのか、
自分が中心に据えているものはなんなのかで、何をする事が正しくて、何が間違いなのかが変わってくるような話に聴こえました。
原作でどういう風に思ってたかはもはやよく覚えていないですが(笑)、少なくともアニメからはそうとらえました。
何で此処でやるかって言ったら、やっぱり岡崎がこれから同じような?境遇を辿るからという一点につきるのかと。
どこかで間違ってしまっても、それに気付けて幾らでもやり直しが効くのなら、それで経験をつんでいけばいいだけなんですが、
本当に一番大切なものを見落としてしまっていた時に、間違えてしまう事でもはや取り返しがつかない事になってしまわないように、
という事で芳野さんのありがたいお言葉を頂けたんだと思います(笑)


・岡崎サイド
新しい職場に自分の居場所を見つけた喜びや、渚をはじめ周囲の人たちと笑顔でいられる楽しい日々。
ある程度順調に行っている生活の中で、どうしても見逃してしまう、あるいは見ないように意識してしまう悪い考え方。
それは、岡崎の場合は今にはじまった事ではなく、ずっと昔から続いているもの、もうどうにもならないと思っている父親との確執。
順調に行っていた仕事の方でも、昇進?みたいな話があって前向きな検討を見せていた矢先に父親の警察沙汰。
自分の昇進の話がなくなった哀しみや、面会した父親の態度に積もりに積もった行き場なく爆発する怒りの感情。
自然と喜怒哀楽を表に出せるようになっていった岡崎のそれは確かな成長の証だと思いますが、まだ弱い成長に過ぎません。
そして、そんな弱い自分を必死に支え、優しく包み込んでくれる大切な人の存在に改めて気付く岡崎。
今週の話はそこが一番大切なところなんじゃないかなぁ、と勝手に思ったりしました。
渚のためにこれからもっと強くなっていける岡崎の姿が描かれるのを楽しみにしたいと思います。


それで、今週の展開で結構重要なポイントであろう留置所からの帰りのシーンなんですが、相変わらず作画が気持ち悪い(褒め言葉w)
力を入れるべきところが分かっていて、あえて過剰すぎる演出を加えてるのかと思ってしまうほどに際立っている気がするw
ってことでやたらめったら気持ち悪い作画でプロポーズのシーンがあるわけですが、いいシーンだと思うんだけど、あの渚の一言が欲しかったなぁ。
おそらく、その作画で訴えようとしてて、それも十分に伝わってくるんだけど、それでも尚渚の言葉が欲しかったと思ってもったいなく思う。
尺が足らんかったのかも知れないし、世間一般から見たらあれがよかったと言われるのかも知れないが、話的にもまだ同棲してない(まぁ半同棲ですがw)し、
個人的には、若干急すぎな展開に見えてしまうのがもったいなかったかなぁ、と思います。
あれじゃあ渚が普通に岡崎を静止しただけに見えなくもないんだもんなぁ・・・。
そこが今週最も気になったところだと思います。来週は二人の結婚に立ちはだかる最大の壁を乗り越えるお話だと思うので、
まぁ子離れができない大きな子供がなによりも偉大な存在であるところを存分に見せ付けてくれたらいいと思います(笑)