CLANNAD〜AFTERSTORY〜第13話「卒業」感想

・「渚を俺に下さいっ!」
オッサンと真剣な話をするっていったら結局出てくるのはボールとバットなんですよ。
やっぱりオッサンと早苗さんの夫婦は岡崎とはレベルが違いすぎるんだよ、
特にオッサンなんて岡崎の言いたい事もどうなるのかも全部理解してて、でも問題はそんなところじゃなくて、
岡崎が自分に似ているからっていうのも一つの理由なのかもしれませんが、急いで大人を目指している岡崎に、
ゆっくり一つずつ階段を上らせようとしているように見えます、そういえば芳野さんも似たようなところがありますが。
最初に真剣勝負をする前の、マウンド上から岡崎を見る目つきがもうね・・・さすがオッサンと思ってしまった。
自分の大切な事の為に努力する岡崎もスゴクいいんだけど、やっぱりここはオッサンなんだなぁ・・・。


・年末年始~3学期
クリスマス、渚は新しいだんごを手に入れた!
お正月、渚はオッサンと酒を飲む約束を果たす。
渚は飲むとキレる?んですね、積極的と言うか、強気に出ている渚もなんだか新鮮で可愛いです♪
渚と早苗さんに挟まれて修羅場を迎える岡崎を見てニヤニヤするのはもはや当たり前w
オッサンが残念な扱いになってしまうのも含め、このシーンは見ていて楽しくてしょうがないんだわ♪


3学期は渚が再び体調を崩して休みが続く。
出席日数は足りているのでこんどこそ卒業は出来ますが、結局、体調が戻る事はなく、卒業式まで渚は休み続ける。
渚のためになにか出来ないかと考えた岡崎が取った行動は、かつての悪友である春原と連絡を取ること。
かなりムリな頼みながらも、断りきれないのが春原のいいところ(だから言いようにあしらわれるんだがwww)。
他のみんなにも協力を仰いで、渚のためにあることを計画する・・・。


・桜舞う、一人のための卒業式
ゆきねぇが渚を全力で心配している、なんて優しいんだ・・・スイマセン、取り乱しました(笑)
ってなワケで、岡崎のたくらみは、卒業式に参加できなかった渚のために、ゆかりのある人たちで集まって渚の卒業式を行うこと。
みんな渚のために時間を作って集まってくれるんだからホントにいい奴らなんだよなぁ、そして、上手く使えていなかったけれど、
本来渚がそれだけ人をひきつける強さを持っているということでもあるんだよなぁ。
幸村先生が卒業証書を読み上げて渡すところとか、オッサンと早苗さんが遠くから渚の晴れ舞台を見守っているのとか、みんなに話した渚の思いとか、
ガッツリ泣かせてもらいました、もはや反則だよな、まずBGMから泣けるんだもんよ。
それから、黒髪になっていた春原を久々に見たときの岡崎の目がヤバすぎるだろwwwやっぱり春原はそういう扱いでないとwww
そして、何気に椋ちゃんの春原へのセリフが地味に酷いのがまたイイ♪
笑えるところも細かく用意してあって、ホントにイイシーンでした。


・結婚の報告
最後のシーンで道を歩きながら二人で手を繋いで、その薬指には指輪が〜っていうのはスゴク好きなんですが、
その前に岡崎の親父さんに結婚の報告に行くシーンが軽すぎた印象が。
そこだけあんまり入れてもしょうがないし、テンポもあったと思うんですが、ここだけアッサリしすぎてて、
せめてもう少し岡崎が父親を拒絶するとか、欲を言えば面会に行くのを拒むのを渚が説得していくシーンみたいなのがちょっとでも欲しかったなぁ、と思います。
全体のテンポがスムーズだっただけにここだけ更に速い展開になったような気がしてビックリでした。


・まとめ
まったく、イイ話だった!
前半のアッキーのターンも後半の正月や卒業式も、個人的には好きな、というか印象深いシーンなのである程度綺麗にまとまってよかったなぁと思います。
1話の進み具合としてもちょっと早めで後半の残りを頑張って回収しながら、話はある程度見られる濃度になってると私は感じました。
ただ欲を言えば最後の結婚報告のシーンが・・・ってところでしょうか。
来週からいよいよ結婚生活スタートで、完全に朋也と渚がメインになりますが(ゆきねぇはもう出ないのかなぁ・・・orz)
新婚ホヤホヤ、二人だけの甘い世界が広がっていくのかなぁ・・・?通い妻こそやってましたが、同棲をすっとばして結婚してからの二人暮らしなので、
やっぱり寝るまで一緒ってのは違うでしょうからそれはそれで楽しみな展開だなぁ、とワクワクしております。