ハヤテのごとく!235話感想〜人を好きになる痛み〜

231話より、BS見ないで更新実施中です。
1ヶ月も経つと、BS読まないのにも慣れてきて、
このままずっと読まなくなる習慣がつきそうです(笑)
企画終わりに何かちょっとしたまとめか考察もどきでも書けたらいいんですけど、
まぁ、今ちょっと忙しいってのもあるんですが、どうにも頭が回らない。
お盆明けには少し余裕が出てくると思うんですが、どうなることやら・・・。
・過去パート
 過去パートというと語弊があるんですが、イメージ優先でハヤテとアテネが出てくると「過去」というキーワードが浮かんでしまうものでして・・・。こっちは先週から引っ張った、ハヤテのことをアテネが覚えているという話。回想を細かに織り交ぜながら、というかこれでもかというくらい含まれていて、あんまりハヤテの思考が進んでいないような気がするんですが、まぁハヤテは立ち止まっている、歩き出せないでいる、といったようなイメージなんでしょうかね。
ハヤテのことを覚えているけど、知らないと言っていた。それはつまり、アテネが自分のことを本当に嫌いになったからで、自責の念が強いハヤテはそれが自分のせいだと考える。それはわかるんですが、その先がまだ無いんですよね。その先に自分が何をしたらいいのか、見つけられないからずっと動けずに立ち止まっている。過去からずっと・・・。
 一方のアテネも、ハヤテのことは気になっているご様子。10年ぶりに再会したハヤテの姿を見て・・・、なにベッドの上で可愛らしく赤くなってんですか(笑)アテネもハヤテと別れた時のことは心に深く残っていて、アレがなければ今でも・・・なんて考えたりもしてますが、それでも彼女には、前に進む理由が、やらなければならないことがあるわけでして、その違いかと。
 ハヤテの方は、アテネとの再会がナギたちと行動を共にしているときでさえ気をとられてしまうほどに心ここにあらずの状態なので、これから先なんらかの形で王玉の奪取にこられた際にハヤテは負けるんじゃないでしょうかねぇ。
 それから、今週はアテネが、その前にははハヤテの方で互いとの関係について「もしも・・・」を用いた、ちょっと似た傾向で考える描写がありましたが、私が感じた印象としてハヤテが考える「もしも・・・」は思った願いが叶うかもしれない、明るい未来を夢見ている、そんな「if」で、一方アテネの「もしも・・・」は今となってはもう叶わない未来、間違えてしまった過去の過ちを悔いてみても、あの頃には戻れない。そういった諦めや後悔を含んだ「if」のような気がします。アテネの「if」が叶わないものだと、そう思ったときに、それでも何か彼女への救済措置というか、救いの手が差し伸べられることを、いつか報われることがあるのを願ったりもしています。




・現在パート
過去パートとつけてしまうとこのようにせざるを得ないと思いまして(笑)
ハヤテ自身はアテネとの再会で頭がイッパイな状況ですが、それでも現実時間は進み、晩にはヒナギクと約束のディナーも控えているという現状。今週はディナーを控えたヒナと絡む西沢さんの話と、金にものを言わせた超弾丸ツアーを敢行するナギ&西沢さん(高所恐怖症ヒナギク含む)の話だと思います、たぶん・・・。ナギ&西沢さんの件については、ちょっと前からそうなる話で進んでいたので、それが実行されるだけの話、ただしとんでもないお金を使ってってことになりますが(笑)、何も問題なくライバルである二人の仲はより親密になっていくのでしょう。
 ヒナギク&西沢さんの方は、ヒナギクがハヤテとディナーをする話題から、恋に受身のヒナギクに告白云々という話題になりましたが、ヒナギクがまだそこで西沢さんがどう思うか、を考えるのに対して、西沢さんはどのように思うのか、実際になってみないとわからないが、それで傷ついてしまったとしても仕方の無いことだ、と悟りを開いたかのような構えっぷりに脱帽です。この二人を見ていると、何かの象徴だという畑先生の話がありましたが、色んなことを考えたうちの一つに、ヒナギクが「過去」で西沢さんが「未来」みたいなことを考えてた時があった(今でも考えている節がありますが)のですが、今しがたハヤテとアテネが結びついて「過去」だとか言ってる奴が何言ってんだ、って話ですよね(笑)ただ、ヒナギクが過去に関連した何かを象徴しているのであれば、アテネ接触があって関係しているというのもなんとなく納得できるような気がしているだけです。「積極的」と「受身」とかも考えたのですが、イマイチ・・・。
 そんなことはさておき、ヒナギクが恋に対して受身に近い姿勢をとっているのも、西沢さんが「これを機に告白したら」といったところで大して変わらないと思うんですよね。ちょっとは意識して、考えたりするとは思うんですが、ヒナギクから仕掛けていく姿があまりイメージ湧いてこないんですよ。(←失礼)むしろ、ディナーの中でハヤテとの話題はもっと別のところに行く予想がしてて、頭の中では、西沢さんとナギが観光を通じで昼間の間交流を深める、その裏でヒナギクは白皇学院生徒会長としての驚異的洞察力でハヤテの異変に気付く、その後、夜のディナーを迎えるもハヤテは若干上の空、話題もないので昼間のことに繋がる、ハヤテはヒナギクアテネを他の人に比べ良く知っていることを把握してるので、それも含めてアテネの話をどこまでか知らんが相談する→スーパーシリアスタイム発動!という流れが私の妄想で出来上がっているんです(笑)こうはならないと思いますが、万が一私の想像がキレイに行くと、その前から話の流れがスムーズすぎるくらい作られていて、ちょっと流れが良すぎるだろうとさえ思ってしまうほどですが、どうなるんでしょうねぇ。実際のところが楽しみです♪




・まとめ
今週の話のメインは上の話でしたので、まとめというか今後の展開に期待したいです。
昼間のナギハム観光の話でどれくらい時間を割いて夜のディナーに向かうのか、間(話、コマ単位)にアテネや生徒会3人娘など違う話も挿入してくるのか、あるいは今週ラストの咲夜のように突然のカットインがあるのか(特にギリシャにおつかいのある愛歌さん登場が濃厚)、何があるにせよまだまだ先は長いGWだなぁ、としみじみしたところで今週の感想を終わりたいと思います。