ハヤテのごとく!240話感想〜最短距離と回り道〜

231話より、BS見ないで更新実施中です。
なんだか本誌の法は来週が合併号らしい。何か書くにしても、そこらへんまでにケリをつけないと、いつまでも出来ないなぁ。
・兄に関する記述
ヒナにアテネとの過去の関わりについて話す過程でチラッと情報が漏れてきた程度。
困っている人がいると、助ける事に夢中になってしまい、フラフラとどこかに行ってしまう人(ハヤテ談)らしい。
そんな、まさか都築乙女(迷い猫オーバーラン)見たいな行動のやつがこんなことろにもいようとは。
その性格ならゆっきゅんを助けていたのも納得できるんですが、まだまだ彼に関しては
謎だらけの生活な部分も多いですからねぇ・・・。


・その言葉は全て自分へ向けたもの
確信のない嫌われているかも・・・という思い込み、周りから干渉されても自分の気持ちを持ち続けること。
相手が嫌いかもしれなくても、自分がとりあえず好きだと思っていたらまず告白して、それから反応を見て考える。
何も決められないでずっとウジウジなやんでる人、私はキライ!
ヒナギクがハヤテを応援する言葉というか、ヒナギクのアドバイスみたいな感じで話していますが、
その心の中では、自分の気持ちを押し殺しているヒナギクがいるわけですし、
再び自分の気持ちを外に出せずに飲み込んでしまったのはヒナギクらしいというか、
代わりに紡ぎだす言葉の一つ一つが切なく響いてくるなぁ・・・。


・一人の少女の為に
ヒナギクの応援を受け、気持ちを固めたハヤテは今一度アテネの元へ。
そこでまっていたのは、アテネを大切に想う執事、マキナの姿だった。
アテネを泣かせるハヤテのことを、アテネをいじめる人間と判断しアテネに会わせないようにその身を張る。
また、ハヤテも彼女に再び会って、自分の話を聞いてもらうために、ここで退く事は出来ない。
それぞれのアテネを想う気持ちが、火花を散らす展開が次週見られることでしょう。


・まとめ
ヒナギクが自分を殺して相手の気持ちを立ててしまうのは、今までの彼女の経験や知識、
或いは今の生徒会長という立場が強くそうさせる要因なんだと思います。
もちろんこのスキルは他人と渡り合っていく為の必要不可欠なものでありますが、必ずしもプラスに働くのではなく、
このようにマイナスに働く場合もあるわけで、ヒナギクはその辺を上手く自分のものに出来ない柔軟さに欠けていて、
それが今回告白チャンスを逃す結果になっているんだと考えられますが、これは今回に限って言えば最初からタイミングが悪かったと思います。
今回自分の気持ちを伝える寸前までいっておいて不発だったりしたことから、
もしかしてしばらく再突撃できない期間を設けなければならない状況にも陥るかもしれませんが、
ヒナギクには自分の想いを打ち明けるチャンスがまた巡ってくると思います。なぜなら彼女は頑なに努力し続ける人ですから。


マキナがハヤテの前に立つ理由と言うのが非常にわかりやすくて、シンプルにアテネのことを大切に思っているのが伝わってきます。
ところどころ言葉尻が幼いなどして、ちょっとしたことからアテネに突かれることも多々あるようですが、その分言葉は真っ直ぐで、
簡単に言ってしまうのはアレですが、ハヤテ対マキナというのは典型的な戦う理由をもった男の子の戦いって感じですよね。
なので、この戦いはかなり注目度高くというか、非常に楽しみにしております。


それでは今週はこの辺で〜♪