ハヤテのごとく!362話感想

やっぱり題字は変わってますよね。
あまりにもすんなりルカの過去話がはじまったもんだから、先週からの続きだったっけ?
って錯覚してしまうほどでした(笑)
先週はマリアさんの話だよ!オカンじゃないよ!!




ルカとハヤテ、借金の金額や、それを背負ったという結果は似た二人でしたが、
それに至る過程が大きく異なっている事が明らかとされました。
(まぁ、当たり前っちゃ当たり前とも思えますが)
借金残して行方をくらますパターンのエピソードが語られるのは、ハヤテ父母と
ヒナ父母に次ぎ3人目。その中でもルカの話に目を通すと、綾崎家の感じはちょっとばかし
考え方にオリジナリティがあるご家庭だったのかな・・・なんて思えてきます。
確かに今週の話を読んでる限りでは、ルカ父母は自分たちの失敗を糧に、娘にはそれらを
乗り越えられるようなきちんとしたレッスンを受けさせ、十分にアイドル界で通用するであろう
スキルを身に着けたという形になります。親が自分の夢を子供に押し付けたり(ルカも受け入れて
やっていた一面が多少なりともあるので難しいところですが)、ちょっとしたすれ違い、考え方の
相違が、一つの出来事をきっかけにして大きく崩れてしまったりと、よくある話といったら語弊が
ありますが、感情移入ができるかできないかと言ったら、結構移入しやすい方ではないでしょうか。
小さな頃から生活の中心にあった両親の夢と、その隙間に見出した、自分自身が抱いた夢とに挟まれる。
過去を語るという点からしてそうですが、展開や話の流れを見てると、準備されてた展開というか
あまりにもスムーズすぎて、いい意味での気持ち悪ささえ覚えるくらい(笑)
勝手な想像だと、ルカもまた、マンガかアイドルか、自分の夢か親の夢か、見たいな感じで
重大な決断を迫られるのではないかと考えていますが、彼女がどのように悩み、答えを出していくのかは
もちろん、その過程で周囲のキャラクターにどのような影響を与えていくのか、という方面に注目したい
ようなしたくないような・・・そんな事を考えてみたいです。


まぁ、ルカの過去も来週かまた別の機会なんかに別視点から掘り下げられるかもしれませんし、
今週の話だけじゃなんともいえないんですけどね(笑)
とりあえず今週はきれいにまとめているなーって思ったところです。