うえきの法則プラス 4巻感想

4巻収録話
27話 オレ達だけで
28話 何者だ!?
29話 筋を通す力
30話 ハイジ覚醒
31話 ソラの決意
32話 Wバーガー!!
33話 能力の真価
34話 束の間の再会
35話 最後の希望
36話 仲間なんて
27話
動物博士ハイジが探していた休憩所とは、「スメレオン」と言う名のカメレオンでした。
植木をこの中で休ませ、残りの羊パーツはハイジ達だけで集めることに。
しかし、ルチャ区長の仕掛けたトラップにより、3人は再びはぐれてしまう。
はぐれたハイジの前に現れたのは、羊のパーツを持ったエージェント、チロルだった。


28話
ハイジVSチロル
チロルの強さの前に、ハイジ自慢の動物技も通用せず、苦戦を強いられる。
そして、チロルの職能力で、胴体をスッコ抜かれてしまった!
一方、羊パーツのひとつを隠し持っていた区長の前にも、エージェントの一人、スパークが。
羊を狙う彼らの正体は、「平和な未来と人々の健康を科学する」が謳い文句
繁華界最大の企業、『ハピネス』だった。
ハピネスの総帥がどうやら大元で、キューブを欲しているらしい。


29話
上半身だけになってしまったハイジ。
工夫を凝らし、不意をつくなどしても、チロルのハンマーに抜を加える力の前に、絶体絶命のピンチ!
ハイジは力を欲した。
自分の筋を通す為に、植木に対して受けた恩をキッチリ返したいと願う思いが、彼の可能性を引き出したのだろうか。
ハイジの右手から、強力な勢いの水が飛び出した!


30話
土壇場で、洗濯機に撃を加える職能力を覚醒させたハイジ。
しかし、ピンチに変わりはない。
チロルは、すぐに能力を見抜き、ハイジの弾切れを狙う作戦に変更。
一方のハイジは、能力を使って必死に相手の攻撃を避ける。
最後の一発を撃って、チロルの真上を取るが、投げハンマーがハイジを襲う。
万事休すと思われたが、ハイジは実は逃げるフリをして抜かれた破片を集めていたのだ、投げられたハンマーを使って、破片をもう一度叩いて元に戻り、
一気に形勢逆転、パンチでトドメをさし、見事ハイジ勝利。
さすがに、ハイジがいきなり使える職能力を理解し、ここまで考えて動いてるとは思わなくて、スゲーと思ったよ。


31話
そのころ、ソラは羊の頭パーツを持つハピネスのエージェント、デムニエルと遭遇。
羊を奪おうとするも、殴られて爆発するデムニエルの職能力に倒れる。
それでも、ソラは植木の言葉を思い出し、立ち上がる。
彼女には、仲間という言葉はとても重要な言葉なんでしょうね。
デムニエルのパンチがソラを襲うが、何やら異変が・・・。


32話
なんと、ソラが二人に分裂した!
ナガラに能力を使うのを止められ、ハンジョブのフリをしていたが、
実は、ソラはハンバーガーに倍を加える能力を持っていた。
得意の頭脳で、相手のパラミータアタッケ(かつおぶしに爆を加える力)の仕組み(殴った相手が30m離れると爆発する)を見抜き、2人で接近戦に持ち込む。
デムニエルは、2人に増えたソラの動きに惑わされるが、工夫を凝らし、
羊をわざとつかませ、それを30m投げる作戦に変更。
ソラは仕方なく一人に戻り、デムニエルが惑わされることはない、
と思っていたら、一人になったソラは、体長が倍になっていた!


33話
ソラの職能力ハンバーガーに倍を加える力は、
人数を倍、体長を倍にしたり、いくつかのパターンが存在するようだ。
しかし、デカくなったぶん、動きの鈍いソラに対し、デムニエルは、
他の物体を爆発させ、連鎖爆発させることでソラにダメージを与えていく。
それにしても、連鎖爆発→追いガツオのダジャレが言いたいがために、
この能力を選んだ彼は素晴らしいほどにアホだと思います(笑)
何度読んでも大笑いですわ♪
そんな中でも真面目にバトルは進み(笑)最後の攻撃がソラを襲う!
・・・あれ?
ソラが3パターン目の能力スピードを倍にするハヤソラで連鎖爆発を防ぎ、
最後はカツオ爆弾をおいてけぼり、羊のパーツを奪って、
爆発はデムニエルの元へ。
「これがホントの戻りガツオ」って、やられる瞬間まで笑いを取れるなんて、
あんたは天才だよ(笑)
ソラ、見事勝利♪


34話
スメレ音頭スゲー♪
スメレオンのサービスらしいが、1ページ踊らなくてもいいだろ、
サービスしすぎだって(笑)
ってことで、植木の元へ羊パーツをゲットしたハイジ、ソラの両名が帰還。
2人の無事を知りホッとすると共に、羊を狙うハピネスの存在を聞く。
結構シリアスな話してるんだけど、スメレオンとソラがスメレ音頭を踊っているので緊張感まるでなし(笑)そこへ最後のエージェント、スパークが登場。
あれ、この書き方だと、スメレオンとソラが踊ってるところへ、
スパークが来るという変な構図だぞ(笑)
まぁ、いいか(オイ)


35話
スパークの職能力の前に、前回の闘いで手負いのハイジもソラも、
全く手も足も出ずに羊のパーツは奪われてしまう。
ズラ口調のせいでここもシリアスな部分が吹っ飛んでますが(笑)
スパークの話によると、キューブを使って世界を変え、
その後、キューブにある大切な人たちとの記憶は消滅するらしい。
何も出来ずに悔しい思いをする植木の元へ、スパークと行き違いになった
ルチャ区長が登場。
荒らされた選考会、羊を取り戻す最後の希望を植木にたくし、
今はスパークの元へ別の男を送ってあるという。
その男とはビャクだった。


36話
ビャクの回想、ヘアサロン漆黒での1コマ。
それぞれの姿をしたストラップ型発信機をしぶしぶ受け取るビャク。
スパークVSビャク
はじめはスパークの職能力を封じ、展開を有利に進めるビャク。
時折、自分の心の中で、仲間は要らない、自分は一人だと言い聞かせる。
戦いは、巧みなスパークの攻撃で、五分の展開へ。
スパークの攻撃が浅くなり、ビャクにチャンスが訪れたが、
それと同時に、ストラップ発信機がガケに落ちそうに。
蘇るヘアサロン漆黒のメンバーとの日々、思い出す植木の言葉、
仲間を思う気持ち、無意識のうちにビャクはストラップを掴んでいた。
仲間の大切さに気付いたビャクだったが、それは同時にピンチを招いた。
スキの出来たビャクをスパークの職能力、笛に速を加える力が襲う。
植木は間に合うのか?
ってことで次巻へ。




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