P2! STEP53「逆襲」感想

おめでとう連載一周年!な表紙&巻頭カラーです♪


ところで、私いつもジャンプやサンデーとか読んだ後で電車に乗る時は、
感想書くのに必要なメモ(お手製w)を取っているのですが、ハヤテにしろP2!にしろ、その他の事についても、基本的にはそのメモ用紙1枚(両面)で
済むようにしてるのですが、今週のP2!は2枚書いても足らんかった(笑)
それぐらい盛り上がって、内容が濃かった回だと思います。
まぁ、この日記の内容は、濃くはならないでしょうけどね(笑)
・ヒロムから見る遊部
いつも川末の傍でヘラヘラ笑って、どこか抜けたような雰囲気ではあるが、
いざ卓球となれば、その強さは絶対的で、誰もが認めるところ。
この人が負けることなんて想像出来ない、そう思っていた。
そんな彼が一瞬だけ見せた、真剣な表情、本気の思い、勝利への貪欲さ。
それが、秀鳳のチャンという相手・・・。


・戦況分析
ゼロバウンドを返せない遊部に対し、チャンは攻めに転じ、どんどんと点差を広げていく。客席では相馬たち王華の面々による戦況分析が行われていた。
相馬によるゼロバウンド理論は前回のものより詳しく、
理論モデルと実際のモデルを比較する形だったが、わざわざ今週もやる理由はなんなのだろうか?と考えた。私なりの考えはまとめのところで触れることにします。
ゼロを台についたところを狙う発想こそ良かったが、
パワー不足という結論に達する。
これで、遊部はゼロを返す手段はないと思われたが、相馬はきづいていた、
まだ、遊部に手が残されている事を・・・。


・奥の手
まだ、ゼロを誘うボールを送る遊部。
ただひとつ違うのは、構えがフォアハンドではなくバックハンドなこと。
そう、かつて王華の鰐淵をも沈め、県下No.1ドライブマンにのし上がった
遊部の伝家の宝刀、バックハンドパワースイングだ!
誰もが認めるその威力、放った打球は惜しくもネットにかかるが、
1球目での持ち上がり方はフォアの比ではない。
あの相馬でさえも、あれなら返せると言い出すほどの技に、
会場は盛り上がり遊部への声援が一段と大きくなる。
しかし、チャンだけはその力強い打球に驚きこそ見せるが、
冷静さを取り戻し、ひとつの結論を導き出した。


・悪役
会場は遊部の声援が集まり、まるで秀鳳が敵であるかのような扱い。
チームメイトはチャンを、目を悪くし、日本で雇われたと避難するが、
高槻だけは彼の事を分かっているようだった。
ゼロを打てるやつが目が悪いわけじゃないこと、
周りから恨まれまでして、日本でやらなければならないこと。
彼には彼の思いがあるのだ・・・。


・ギセイ
チャンが出した結論とは・・・。
先程と同様に、ゼロバウンドをバックハンドで狙う遊部。
同じ様なフォームで、同じところに同じ様に返してくる打球を・・・、
ただ、この1球を除いては。
そのボールはゼロではなく、ただのポール回しだった。
同じフォームから打ち分けられ、見分けがつかなかった遊部。
スイングの軌道修正はもはや不可能で、ラケットをそのままコートに強打、
ラケットは粉々に大破してしまう。
―フォアハンドならこんな事にはならなかった。
川末ちゃんの解説によると、遊部のバックハンドは、
その威力を追求する代償として、精密さを犠牲にしてきた。
それこそ、一打一打が全力打、ギリギリの賭け。
ただでさえ繊細なボールタッチが要求される打ち方だっただけに、
遊部が最初からバックハンドで対応しなかったのは、そのためだった。
ラケットは折れてしまったが、ギセイになったラケットの代わりはきく。
しかし、毎日使うラケットは自分の一部ともいえる、
しかも、それに伴う精神的ダメージも計り知れない。
川末が心配しながらスペアのラケットを渡そうとするが、
縛っていた髪はほどけ、メガネをはずす遊部。
ここで出てくる遊部がまったくもってシブイ男前なのはビックリだ(笑)
まぁ、そんなことは置いといて、メガネを外した遊部の目は死んではなかった。


・そして、反撃
なにやら考えがあるのだろうか、
川末が差し出したものとは別のラケットを用意させ、試合を再開する。
まだ勝利を諦めない遊部にチャンも敬意をあらわす。
どうやら、秀鳳の連中にはないもののようだ。
今度はフォアハンドで、再びゼロを狙う遊部だが、
回転量が足りないのは、すでにわかっている事。
ネットを越えるハズがない、チャンはそう思っていた。
ネットを越えるハズはない・・・と、
しかし、ラケットが捕らえたボールは回転量を増し、持ち上がっていく。
返せるハズのないと思っていた。
今までのどの打球よりも持ち上がったボールは、ネットを越え、
誰もいないコート、完全なオープンスペースへと入っていった。
ゼロバウンドがゼロで無くなったのだ。
汚い手を使ったという遊部だが、完璧にゼロを返した。
ここから、反撃が始まるのだろうか。


・まとめ
その1.ゼロを返せた理由
理由として、1つはラケットの使い方だと思います。
今までは普通のスイングでドライブをかけていましたが(ラケットの先端が弧を描くスイング)最後の打球ではラケットの先端が下を向き、そのまま上へ持ち上げる事で、ボールが転がる→回転をかけられる距離を長くしていた点。
プロの選手でも、サーブであのようなボールの転がし方をして回転を多くかけている選手もいますし、どっかのテニプリでも不二が似たような事をツバメ返しでやってたりしましたから、理屈は分かりやすいです。
んで、もう1つは道具について。
1だけでも説明はつくだろうし、1のおまけというか、
それをするためのチューンアップみたいなイメージなんですが、
遊部はラケットを要求するとき、川末の用意とは違うものを要求しました。
おそらく、ラバーの違い(もしかしたらラケットの違いもあるかも)ですね。
普段、中陣ドライブを軸とした超攻撃型のプレースタイル、
スピードとパワーを求めるので、おそらくはラバーにはエネルギー内蔵型のラバー(コレが高いんだw)または高反発、高弾性のラバーを使うのが一般的ですが、そうでないという事は、スピードは劣るものの、粘着性の回転重視なラバーをつかったのではないでしょうか?粘着系のラバーなら、ボールがラバーにくっつくものもあるくらいですし、十分に持ち上げるだけの回転を加えられるでしょうし、下手したら、ラケットも特注にして、縦に長い形をして転がる距離を増やしてるかも知れません。
ラケットを特注にする理由は、長くして先端を重くすれば、
振り切ったときの遠心力で強いボールが打てるからで納得できますしね。
ただ、普通の試合中にはラケット及びラバーの交換は認められませんから、
コレがあるとしたら、汚い手を使う=わざとラケット破壊→スペアで対応、
の流れになるかもしれませんね。
ただ、バックハンドを振る際、ゼロが来なかったとき、
ラケットを壊す気があったかどうかは読めませんでしたからねぇ。
故意であるか偶然かは来週以降に明らかになるかなぁ?


その2.相馬によるゼロバウンド理論の詳細説明
これは、途中までそうに違いない! 絶対そうだ!
ここまで考えてるなんて江尻先生スゲーなぁ!
とか思って勝手に盛り上がってたんですが、何度か読み返したら、
そうでもなくて、むしろ自分の考えが無理ありすぎな感じさえしてますが、
とりあえず書くだけ書いておきます。
読んだ人でそんな訳ねーじゃん、と思う人がいるかもしれませんがご了承を。
まず詳しく解説ってことでモデルと実際の理論を比較しました。
ここで実際には極少のバウンドが存在する事を読者に明かします。
さらに、相馬がその事が厄介だともいってます。
私はこれが伏線だと考えました。

それは、ゼロバウンドを打たなかった場面です。
ゼロバウンドは、その特性上、打球の軌道が非常に重要です。
台の上に打球の頂点がこなければいけないので、それをあからさまにずらすと、ゼロバウンドで無い事は容易にバレてしまいます。
それがバレない程度にずらし、本来のゼロの極少バウンドよりもバウンドが大きくなるようにし、後はトップスピンでもかけて振れ幅を大きくすれば、急にバウンドしてくる感じに仕上がり、打ち分けられるのかなぁ?と思い、
そのために厄介だといってたのかなぁ?と思ったんです。
前回までの説明だと、頂点が同じでバウンドするのとしないのがあるのは
完全に物理法則無視な超展開ですからねぇ。


ただ、改めて考えてみると、遊部がゼロを狙う際に、チャンのフォームを見て、同じフォームから同じところへ出せる&今までの経緯から絶対ゼロだと思い込む。
ただ、チャンは普通にゼロじゃない打球を打とうとしていて、軌道は違うものだったが、遊部がフォームのことに気をとられすぎて気付くのが遅れた。
見たいな感じで、済まされちゃうのかなぁ?と思うようになってきた。


まぁ、どちらにしても、実際にゼロを打ち返し、これから盛り上がりが更に増してくることと思います。
チャンの方の日本で戦う訳もやるだろうし(これは場合によっては試合後かも)、これから後3、4週は遊部―チャンの試合だと思うので、気長に楽しみたいと思います。


1話から読んできた私としては、打ち切りのピンチに立たされながらも生き残ったり、掲載順位は限りなく下のほうで細々と頑張ってきて、最近では徐々に上のほうでも掲載されるようになり、色々ハラハラドキドキあっての1周年ですが、これから2周年、3周年と長いこと続いていって欲しいと思います。
江尻先生、これからも頑張って下さい

最後に、(最後にって書くともう更新しないみたいですがw)なんだかこのブログの中心はハヤテのごとく!になりつつありますが、RYTHEMだったり、P2!だったり日々の事だったり、書いてます。
ホントに最近は時間があれば、P2!でカテゴリ作って整理しようかとも思ってます(思ってるだけで、実行に移せるかというと・・・orz)
P2!絡みで検索かけてこの記事を見てくれる方もゼロではない(限りなくゼロに近いかw)と思いますので、例えば、私の書いた記事がふざけてる!アリエネーダロ!とか、読みにくいとか、内容がクソだ!とか、その他色々、もしコチラにお立ち寄りの際に何かありましたら気軽にコメントなり無記名の拍手なり送っていただけると、私も大変喜びます(批判とかはヘコミますが、できるだけ受け止めますw)。
ただ、それが更新内容や濃度に繁栄されるかは私の忙しさにもよりますし、
毎日更新なども保障できませんが、心の中では頑張ろうと思います。
なんか、長くなってしまったついでにこんな事まで書いてしまったわ(笑)
なんにせよ、どうぞ、これからも気軽に立ち寄ってみてくださいね♪