ハヤテのごとく!157話「闇に隠れて生きられない」感想

最終的には一本の道しか進む事が出来ないのでしょうか?
・扉絵
サンタさんです西沢さん♪
前回のマリアさんも良かったけど、西沢サンタもいいですね♪
まぁ、作中時間は4月、桜も咲きますが(笑)
・コント
ナギが筋肉痛で休みのため、ハヤテ西沢さん2人でのバイトが終わり、
帰ろうとするハヤテを西沢さんは引き止めます。
女の子が夜道を一人歩きするのは危険です。
犯罪大国日本、安全神話崩壊、国内総生産減少(ぇ)、
とにかく日本は危ないのです(笑)
・帰り道
何気ない話をしながらの帰り道。
そんな普通の事でも、西沢さんにしては、
ハヤテに関する情報を得られるチャンスでもあるんですね。
でも、そこで出てくるのがなぜかヒナギクの話題w
ヒナギクは、ハヤテのことが好きなのを知っている、
ハヤテは、ヒナギクを困らせていて、迷惑をかけていると思っている。
両者の思いを知った西沢さん、複雑ですw
学校の話をしている中で、西沢さんはノートを忘れたことを思い出す。
ふたりは、そのノートをとりにいくことに。
・悪霊退散
そういえば、白皇で忘れたノートを取りに行ったときは、
悪霊が出たりとかありましたね。
西沢さんはオバケがでればハヤテに抱きつけるとか思ってます、
オバケが出なくても、夜の学校ならハヤテに抱きつけると思ってます(ぇ
一方、オバケと言えば伊澄さん。
悪霊の気配を察知してますが、そばにフィギュアを見てる神父さんw
この2人はすっかり仲良しですねぇwww
・もしも・・・
何事もなく西沢さんのノートも見つかり、教室をあとにしようとする。
そんな時、ハヤテがふと思ったこと・・・。
もしも、両親が自分の身をヤクザに売り飛ばさなければ・・・、
もしも、あのまま潮見高校に通い続けていられれば・・・、
もしも、西沢さんと同じクラスで一緒に学んでいたら・・・、
もしも、そんな状況で、彼女に「好き」と言われていたら・・・・。
一体自分はどうしていたのだろうか?
考えなかったといえばウソになるが、今はもう、そうではない現実がある。
ハヤテを覗き込む西沢さんには、そんな思いが伝わるのだろうか?
安全神話崩壊
ハヤテよ、荷物を持ってあげるって、ノート1冊じゃないかw
ハヤテなら夜の学校に忍び込むのは容易いとはいえ、
見回りの先生すらいないという状況に、さすがに違和感を覚える二人。
西沢さんが冗談半分に強盗に入られたとか言ってたら、
縛られる先生、ホントに強盗キター。
犯罪大国日本の名は伊達じゃないですね(笑)
強盗に襲われそうになり、ピンチの西沢さんに、ハヤテの一撃が炸裂!
西沢さんの前で、「僕の大切な人」発言はちょっとかっこよかったなぁ。
ノートを使って強盗を退治、西沢さんの無事と引き換えに、
課題に必要なノートが犠牲になりましたとさ(笑)
・まとめ
久々に西沢さんの話で普通に楽しめました。
今回なにより気になったのは、ハヤテのもしもの話。
おかげで今週感想書くの悩みましたわ(笑)
前半で、ヒナの話が出たときは、自分が迷惑だと思われていることに、
絶対の自信を持っているといってもいい程の言い方だったのに、
もしも、こうだったら〜みたいな考えがあからさまに出てきたのは、
もしかして初めてではなかろうか(最近自分の記憶があやふやですw)
幼少時代からの過酷な生活環境が、そうさせたのか、やたらと現実を考え、
夢を見るようなことはほとんどないようなハヤテがそんな事を考える。
西沢さんに対してとヒナギクに対しては、当然思うところは違うと思いますが、それでも珍しいことだと感じました。
色々なところで、ゲームみたいな構想だとか、ギャルゲーみたいとか、
たくさん言われてますが、あくまでマンガ、進める道は最終的に一つだけ、
というのを切に感じましたが、現在のハヤテの状況も再確認できたような気がします。
ハヤテは、あのまま潮見高校に通っていれば、西沢さんとどうこうあったかもしれない、でも、それが今、現実には違う道へ進んでいる。
一見すれば、西沢さんとどうこうなる可能性がないのかとも考えられますが、今の状況にある理由が借金であり、執事の仕事をしてるのもそれが大きく関わっている。では、もしもその借金がなくなったら・・・。
西沢さんと一緒になるエンドも考えられなくはないのかな?
帝は飛行石を渡すときに、自分の進むべき道が見えたら借金を返せるどころか、大金を手に出来る、と。
あと一つ考えたのは、ハヤテは、今までの生活から、普通に憧れているのではないかって事でしょうかね。
両親との生活もそうであったが、今の執事をしている生活も、いうなれば普通とはある程度かけ離れた生活に当て嵌まらない事ないと思います。
すべての借金を返したときに、憧れだった普通の生活をしたいとなったら、
行き着く先が西沢さんになるのは自然なことなのかな?
なんかよく分からなくなってるけど、誰かが既にどっかで書いたようなことを今更分かりにくく自分のとこでも書いてみようとした、ってことで終わろう。
とりあえず、ハヤテがもしもを考えるのはすごいことなんじゃないかな?
ってことが書きたかったんです、たぶん。