鈴白灯ルート@空を飛ぶ、3つの方法。

灯は終わったの結構前だなぁ。
ネタバレを含む可能性があります、気になる方は御注意ください。
当初は灯のルートがどう進むのかあんまり想像がつかなかったのですが、
その分逆になんでもありなのかな?とも思ったりしてました。
まず、事故で目が見えなくなって、人ごみがトラウマ。
絶対空間把握能力と超聴力を持ってるトンデモ先輩ですw
目の話があったので、ラストに手術→視力回復の流れは予想できたんですが、
実はその考え方が安易だったようです。
人込みに慣れるために遊園地に出かけ、迷子の女の子を助ける中で階段から足を踏み外し
頭部をケガ、目の事故のトラウマと同じ状況を生み出し、ケガのショックで聴力を失う・・・。


目に加えて耳までなんて、話が辛すぎるんですけど・・・。
何も音の無い真っ暗闇の中でこれから生きていかなければ生けないって、
普通耐えられないし、耐えられたらなんかもう色々超越した力が手に入る修行だよ。
毎日病室で灯のことを支えてやるところに、他の仲間がお見舞いに来てくれるシーンとか、
ホントにいいと思った。
桜井がいつものギャクまじりのキャラじゃなくて、100%真面目なキャラになってるのも驚いたし、目が見えなくても、耳が聴こえなくても楽しむことが出来るアロマポットや絵本など、
考えられたお見舞いの品もなるほどと感じた、そしてアロマポットがこの後・・・。


灯を精神的に安定させると共に、灯の看病で心身共に壊れかけていた主人公を助けるための
手段として、桜井を代役にし、灯を騙しながら交代して看病するというもの。
二人を同時に救う方法が他に無いとはいえ、この辛い決定の中で、
灯に対する自分の存在意義を見失い、次第に心が病んでいく様を見ていくのがしんどかった。
それで、病んでいった結果が過去を忘れるため街を出る→自殺を考えるとかorz


話の流れとして、車道に出ようとしてるのを止めるように灯が出てくるわけですが、
まぁ灯が騙されて気付かなかった理由がアロマポットの香りで自分の好きな人のニオイがわからなかったっていうのは良いと思ったんですが、さすがにそこから主人公を探しに行かせるとか無茶すぎてならないと思われる。
そんな状態の彼女が主人公を探し当てられたことが奇跡みたいな展開だし、ある程度は仕方がないとは思うんですが、実際に病室を出るときは桜井が変わりにいただろうし、止めるなり同行なり、なんでもできたと思うのだが、もうちょっとフォローが欲しかった。
そこだけちょっと違和感が残って、純粋に100%感動しきれなかったのが悔しい。


その後は、これまた奇跡的な展開(らしい)で、超聴力&絶対空間把握能力と引き換えに通常の聴力を回復するまでに。人の生命力の未知なる部分がどうたらこうたら。
更に、予定通り手術で視力も回復、すっかり五感が満足な先輩になってしまいました。


最後は学校の屋上で紙飛行機を飛ばす二人。
自分達や心の支えとなる仲間との絆を作ってくれたかりんに届くように、
そして、これから自分達が幸せになるという思いを込めて・・・。
アレですね、ポップンでいうなら「僕の飛行機」ですね(違)
私の脳内では、このシーンは延々ループされてましたが何かw


そんな訳で、非常に重いながらも、感動できる灯ルート。
個人的には上記に挙げた違和感のシーンだけもったいなかったなぁ、と言う他は、
非常に楽しめたお話でした。
ただ、一癖も二癖もあるので、素直な花蓮のルートの後に灯ルートをやると、
そのギャップの大きさで少し疲れますね。
やっぱりスタッフオススメらしく、間に静香ルートが入るとバランスいいのかも知らんね。
これで残すは深空とかりんの二人。
私個人的評価で、静香と二枚看板を張っている深空がどうなっているのか、
楽しみにしながらゆっくり進めていきたいと思います♪


体調悪いときに、一度紙に書き出してたら他の二つよりずいぶん長くなったなぁ(笑)




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