CLANNAD〜AFTERSTORY〜第22話「小さな手のひら」感想

なんていうか、最終的に思うことは「京アニ気持ち悪い(褒め言葉)」ですかね。
それでは以下感想を。
結局最終回でやったことってそんなに多くないと思うんですよね、たぶん。
・幻想世界ともう一つの世界の繋がり、或いは「ぼく」と「岡崎朋也」の一致。
・朋也が桜舞う坂道の下で渚を呼び止める→渚が朋也にとっての大切な人であること、決して出会わなければ良かったなんて思わないことの表明。
・その他フォローや描写のすり合わせみたいなこと、BGM等のチョイス、Trueエンディングを描くこと。
そして何より、
・アニメにおける柊勝平の存在を抹消する事www
アニメじゃ光の玉が足らねぇじゃん→エーナニソレ、ワタシワカラナイヨ、ってことですか(違)
まぁ、でてこなかった人のことは置いといて、今週は泣く、叫ぶ、と思って構えてましたが、
泣くというよりむしろ感動する、興奮する、鳥肌が立つ、見たいな感じを受けました(まぁそれでも少し泣いてますが)。


幻想世界からの話は、こうやって見ると以前よりもなんとなく理解している気になります。
一度原作をやっているというのが大きいのかな、と思いました。「ぼく」=「岡崎朋也」ってのはほぼ確定でいいんだと思いますが、
「少女」=「岡崎汐」っていうのはアニメではより印象が強くなって、ほぼ100%それで決まり!みたいな展開に見えました。分かりやすさって大事ななぁ。
桜舞い散る坂道の話は、もう渚が可愛くて泣いてました(マテ)
もうイチイチ表現が気持ち悪い(褒め言葉)なぁ、と感心しきりでした、切ないのよね。
後はもう「小さな手のひら」が秀逸すぎて何も言えねぇよ。街の持つ、街の人々の持つ幸せの力の話は良かったし、幸せな家庭生活(汐の成長記録)も良かった。
後は伏線回収?したり色々だよな。菜の花畑はあからさまだったけど、「やっと来たか」って感じでしたし。
とにかく、1シーンだけ最終回もゆきねぇが笑顔で出てきてくれた事に感謝しつつ、それからことみのワイルドなハンドルさばきに春原涙目ってのと、
芽衣ちゃんの成長っぷりに驚きつつ、それからりえちゃんの海外を目指すのは続いているのだろうか、と言う不安が残りました(笑)
最後は伊吹姉妹のゴールデンコンビニよるお笑い・・・じゃなくて微笑ましい会話の数々を楽しみつつお別れ。
さすがに、ココで風子が汐を探すシーンが1期のOPが伏線になってるってのは言われるまで気付かなかったし、そもそも覚えてなかった。
挙句、EDの最後もついに風子と汐を投入し、更には提供の場面まで弄ってくるとは、恐るべし京アニ・・・って感じでした。
それにしても、風子と芳野さんって、唐突に本能のままに動くところとか結構似てる気がするんですよね。
だからあんなにも気が合って、はしゃいじゃったりするのだろうか、と思いを馳せつつ、公子さんの全てを包み込む慈悲深い愛に敬意を表するネスなのでした。
とりあえず今週が最終回という事で、一部を除いてw原作を予定調和的に進めただけ、といってしまえばそれまでと思う人もいると思うんですが、
私個人としては、かなり面白かったし、綺麗に出来てる作品で、見てよかったと思います。原作をやって、アニメを見て、ちょっと理解が深まったというか、
右も左もわからない素人ながら、よりCLANNADを楽しめたのかなぁ、と思っております。まだ来週も特別編がありますが、最終回という事で簡単な感想でした。
どうもありがとうございました。