ハヤテのごとく!227話感想〜ハヤテ、決意する。〜

ハヤテ対シスターというよりは、西沢さんの一人勝ちみたいな話になってしまったような感があるんですが(笑)
よくわからんのですが、今週の話はすでに決まっていた内容ってくらいにテンポと言うかバランスと言うか、
今週に関して言えば、話の分量が結構良かったと思う。まぁ、連載としてみるとグダグダになっているのかもしれないですが。
そういえば、シスターの父親以外の情報が初めて出てきたような気がしますが、じいさんが高い塀の向こう側で刑に服しているんでしょうかね。
三千院家の遺産にシスターが絡んでくる理由って言うのを考えたときに、父親がナギの暗殺に失敗していること、と家が貧乏でお金が欲しい、
更にはそのお金を使って。ワタルに喜んでもらいたい、ワタルを自分の方に振り向かせたいと考えていると考えられます。
ここで気になる事が2つあるのですが、一つはシスターの父親がマフィアだったとしても、元々冴えないマフィアの父親が亡くなっただけで、
慢性的な貧乏に悩まされる程にはならないと思うので、服役中のじいさんが金銭面では何かしらの絡みがあるのかもしれません。
恋の話とお金を絡めた思考になってるシスターを止める役割は、西沢さんが綺麗におさめてくれたので特に何もなくて大丈夫と思っていますし、
むしろシスターの父親に、ひいては彼女に対する罪悪感みたいなものが芽生えて、
自分が多少なりとも関わっている事から責任を考え出すようになっていたハヤテのほうが心配だったりしますねぇ。
心配するのは悪い事じゃないんですが、いつかその事に足を引っ張られるとか、足元をすくわれるような気がしてならないっス。


後半のエーゲ海を眺めるのは、西沢さんだけでなく、ハヤテにも大切な景色になったことでしょう。
ただ夕日を眺めるんじゃなく、ハヤテとおしゃべりしたり、頬にキスしてみたり、夢の中で思い描いていた光景よりもずっと心に残っただろうし、
その事よりもむしろ、微力ながらハヤテの力に、ハヤテの助けになってあげられていることのほうが西沢さんには嬉しいのかもしれません。
西沢さんにも三千院家の遺産の事情は伝わったし、この石の大切さが少しでも伝わったところで、
ハヤテはもう二度と石を手放さないという、強い強い決意を示しますが、ここでアーたんのカットを入れてくる辺りは予定していた流れなんでしょうねぇ。
本来ならば、この決意はナギやマリアさんの前でするような話なんじゃないかなぁ、と思ったりもするのですが、そこは西沢さんという存在が、
ハヤテにとってはなんでも話せる大切な人という位置づけに来ていると考える事もできるのではないかなぁ、と思ったりもするわけです。
文章のワケがわからんですが、今週の感想はこの辺で。早く寝ないと明日への被害がとんでもない事に・・・orz