ハヤテのごとく!231話感想〜心の音、響く〜

今週から、BS見ないで更新はじめます。
といっても、今週に限っていえば、先週までと条件一緒なんですよねぇ(笑)
それでは、今週の感想とやらを。
・扉絵
幼き日の、決して忘れることのない思い出。
カラーじゃないのに黄金な感じが見えるような気がします、
そろそろ私も洗脳が酷くなってきたのでしょうか?


・さようならミコノス
数々の素敵な思い出とともに、ナギお嬢さまの実家に別れを告げて。
そしてアテネよこんにちは。


・王の集う船上
泉ちゃんが司会進行をしているのは、きっと第三者的な立ち位置にいることで
王様ゲームの被害が自分に向かないように仕向けているのだな。
いつもはイジメられるのとかスキなくせに、こんな逃げ道をつくるなんて、
笑顔の裏ではなかなか計算高い娘だな(笑)
それにしてものっけから美希の王様発言には驚かされた。


・女装ハヤテ
瀬川家の長男兼執事がこの場所にいなくてホントに良かったと思う。
いたらおそらく今週の話は船の上で終わっていただろうな・・・。


・絆の石
作中でも何度か話題に上がる石なんですが、毎回情報が断片的&抽象的。
シスターの一件もあったし、姫神のことも若干ながら話題に出てるが、
肝心の情報については、マリアさんさえもわ詳細は掴んでおらず、
現状では紫子から8年前に聞かされたというナギの話が頼り。


アテネ、それは・・・
ヒナギクの口から天王州アテネの名前が出るとは夢にも思っていなかった。


・まとめ
まずは石の話から少し。
前述の通り石の話って細々と何度か出てきてるけど、直接的なというか、
わかり易い具体的な記述ってほとんどない印象があります。
あるのは抽象的でフワフワしたお話ばかり。
石の重要性というのはなんとなく見えている気もするが、
何重かのフィルターが入っていて中身が良く見えない状態かと。
その中で断片的に得られた情報があって、
ナギが紫子から伝え聞いたという言葉の節々には
ハヤテや姫神を思わせるような言葉が並んでいたり、
あの世とか向こうの世界とか、あるいは愛を理解できるとか、
なんのことやらサッパリな文章もあったりする。
特にわからないのが石の破壊に関する記述と、ナギには話が伝わっているが、
マリアさんには何も詳しい話が伝わっていないという2点だと思う。
正直、今いるメンツでわかる内容が限られてくるなら、
外部伝いで新たな情報が入ってくるのを待つ必要もあるのかもしれない。
現在有力なのは、帝、美琴、シスターあたりでしょうか。
後は石の力を制御できる伊澄さんが動き出すと、石の話も動きがあるかと。


また、今週のラストの展開は完全に予想外でした。
ヒナギクアテネについてどれだけ知っているか、
あるいはアテネのハヤテの関係についての知見はわかりませんが、
少なくともヒナギクアテネを知っている、
なんだか話したことあるような口ぶりにも見えました。

先週の雪路の話があっての今週の話ですから、もしBSがなければ
この姉妹にもロイヤルガーデンとの関係性を考えなければならなかったかもしれません。
そこまでは否定されたとはいえ、ハヤテの視点から見れば、
アテネが絡む話は他人とは全く無関係の話であり、
誰かの口からその名前が出ることなどない、自分だけが知っていることだ、
と言わんばかりの驚きようでしたし、アテネが絡んでいることに私も大変驚いています。
私がアテネは外との繋がりを持っていないと勝手に思い込んでしまったのは、
アテネとハヤテの過去編自体が異質の話であったことや、
ロイヤルガーデンという場所がある種の閉鎖的な空間であること、
当時のアテネが外界との接触を遮断されていた?ことなど、
特殊な条件下であったことから、アテネはずっと外界との接点がないものである、
と思い込んでしまっていたようです。
当然ながら、今のハヤテの周囲とは、それこそ無縁の生活であると勝手に思っていた分、
畑先生に一本とられてしまった形となりました(笑)
以前10週にわたり過去編をやったときに、これはスキップできないOPムービーのようなものであるという話がありましたが、ここから物語が加速していくと考えられていただけに、最近の展開のスローペースには面白さが損なわれているという意見も見受けられたと思いますが、
もしかしたら、畑先生からするとまだエンジンをかけてギアを入れただけ、ここまでは半クラッチでゆっくり前に進んできたに過ぎず、これからアクセルを踏み込んでいくんじゃないかとさえ思えてきます。OPは見たけれど、ハヤテ自身はある意味過去に縛られたまま、受身のまま、
彼を動かしていく本編はむしろまだ先の話なのだと言われているような感じです。
はたまた、時間の流れに重きを置くのであれば、時間は誰にとっても等しく流れているわけだからあるところの密度を濃くしたり、薄くしたりはできるかもしれないが、時間自体の速度を上げてしまうことはできないのかもしれません。
ハヤテがアテネと道を違えてから10年も経つのか。
ハヤテの物語が動き出せる日はもう近くまで来ているのでしょうか・・・。


そういえば、シスターのあたりから西沢さんが王玉の方に顔がでてくるようになって、今週の話でも自然に絡んでいましたが、ハムヒナを考えたときにパワーバランスが悪くなってしまわないのかと考えていたのですが、アテネを知っているというヒナギクの一件で一気にパワーバランスの比率が同程度くらいに戻ってきた気がします。ハムヒナに役割分担がされたというか、たぶん二人の立ち位置がそこにあって然るべきな理由が畑先生の中でつけられているんだと思います。


とりあえず今週はこの辺にします。
BS等を見ないので、しばらくはサンデー本誌からどんなことが読み取れるのかを今まで以上に読めるように注意して見ていきたいと思います。