ハヤテのごとく!238話感想〜夜は終わらない〜

231話より、BS見ないで更新実施中です。
もう2ヶ月かぁ・・・、自分の頭の中も収集つかなくなってきたし、そろそろ何か・・・。
・国立考古学博物館
石像と同じポーズで写真をとっちゃう普通の娘、西沢さんが今まで興味の無かった歴史に興味を持つようになったキッカケは、
ゴルディオンの有名なお墓が非常に面白かったからだと言う。
そのお墓、ミダス王の墓というらしい・・・。
・ディナー
ヒナギクじゃないけど、てっきりハヤテと一緒に食べるもんだと思ってた。
高級レストランとかだと、料理を一品ずつ運んできて、それを食す際に細かな素材や料理法などの説明をしてくれて、
おいしく頂くみたいな感じのイメージはなんとなく湧くんだけぢ、それって店側のウェイターの役割だと思ってました。
ヒナギクと言えば、ハヤテに自分の思いを伝えようとするものの、いざ実際にとなると、どうにもタイミングが掴めず、
時間だけが過ぎていく。一方のハヤテも、ヒナギクを楽しませる為に振舞ってはいるが、心の中ではアテネの事を考え、
憂鬱な気持ちは抜けないでいる。二人の迷った心の中に、マリアさんの言葉が響く・・・。
帰り道、ヒナギクは意を決して、ハヤテに憂鬱のワケを問うのだった。


・まとめ的なもの
私の個人的なイメージとして、ハヤテが心の中に持っている「アテネが気になっている」という話よりも、
ヒナギクが持っている「ハヤテが好きだ」という気持ちの方が強く表れていて、重要視されているような構図に見えます。
思いを募らせた年月で言えば、ハヤテが10年も心の中にモヤモヤを抱えていたというのはありますが、
気持ちのあり方ですから、二人の気持ちに優劣をつけられるものではなく、それぞれが自分の中で重要なファクターとして認識されてるものです。
これはなぜだろうと思ったときにすぐに一つ浮かんだのが、ハヤテの方は、その思いを押し殺し、
何も不安を持たない偽りの自分を演じる事に慣れてしまっている点(今回はさすがに動揺を隠しきれていないだけですが)があるのと、
また、今週のラストがそうでしたが、ハヤテは基本的に自分の話を積極的に外に出したりはしない人だと思います(ヒナギクもそういうところがありますが)。
ハヤテもヒナも条件は違えどマリアさんからアドバイスをいただき、行動に移す勇気をある程度もらったと見てもいいと思います。
そこで実際に行動に移したのは、ハヤテではなくヒナギク。言い換えると、ハヤテは受身を基準としていると考えられます。
この辺のことがハヤテのファクターよりもヒナギクのファクターが大きく見える理由ではないかと思いました。
話の流れとしても、ヒナギクから切り出すのがやりやすい展開なんだと思いますが、実際ヒナギクが言ったのは告白に積極的につながるセリフはなく、
遠回しに自分の思いを伝える為に、まず自分の事で憂鬱になってしまう(マリアの勘違いアドバイス)理由から崩していくという順番をとっています。
二つの要因が重なって、ハヤテからすれば自分がヒナギクに相談しようか迷っていた?内容がヒナギクのほうから聞いてもらえた。
受けの姿勢で自分の悩みを聞いてもらい、解決に迎えるかもしれない可能性が出てきたとあって、言ってしまえばラッキーな訳です。
これで上手いことハヤテのアテネ話に向かっていく事で、重要視されていたヒナギクの告白と言う気持ちはさらに焦らされてしまうかもしれないですねぇ。


ただ、ここで重要な話がすり替えられヒナギクが告白しない可能性が高まったといっても、まだ告白する勇気が残っているとも考えられます。
それが西沢さんが前に言っていた、恋する→人を傷つけることもある・・・みたいなセリフです。
恐らくアテネの話の後で、告白しにくい雰囲気にもなると思いますが、その理由の一つとして、ヒナギクが自分のなかで、
今告白をしてしまったら、ハヤテを、自分の好きな人を更に悩ませる、傷付ける可能性が出てきてしまう、と考えてしまうと思います。
ヒナギクの場合、自分が色んなことを経験してきているから、ハヤテにも似た境遇があり、
他の人よりその状況が見えてしまうから、或いは白皇学院生徒会長としての力量とか(笑)
なんにせよ、告白をしないんじゃないか、という流れを一度作っておいて、それから勇気を振り絞って、告白と言う感じに話が進むのではと思いました。


結局何が言いたいのか上手くかけてませんが、まぁ私の自己満足な文章になっているのでしょうがないですね(笑)